リッジレーサーV Arcade Battle

実機について 2000年11月末日、ナムコから登場した3D視点レースゲームである。
同社の人気作品「リッジレーサー」シリーズの続編として、家庭用ゲーム機「プレイステーション2」専用ゲームソフトをベースに、
業務用向けに移植した作品である。
筐体デザインは、1998年に登場したドライブゲーム「レースオン!」と共通する。
一般的なドライブゲームと同様に、ステアリングで車の左右の移動、足元のアクセル・ブレーキペダルで加減速を行う。
元々は海外向けの企画だったため、シフトレバーが右にある。
一台の筐体で2人対戦が可能。

スポーツカーを操作して、ライバル車を追い抜きつつ制限時間内までに規定の周回数を走破し、上位へのゴールを目指す。
家庭用の同作品がベースになっているが、成長要素のあるゲームモードは撤廃されている。
そのため、登場する車は"エクストラクラス"で統一された。
走行するコースも、「リッジレーサー」の舞台である架空の街「リッジシティ」の数年後の姿である。
但し、家庭用にあった"グリーンフィールドコース"と、"エアポートオーバルコース"は収録されていない。
ルールはサドンデスのみで、制限時間内までにチェックポイントを通過し、
1位でゴールインしなければゲームオーバーになるが、料金追加でコンティニューが可能。
更に1位でゴールインした場合、無料で次レースにエントリー出来る。

【関連項目】
・「リッジレーサー」…初代作
・「リッジレーサー フルスケール」…実物のスポーツカーを筐体として使用
・「ポケットレーサー」…低年齢層向けのアレンジ作品
・「湾岸ミッドナイト」…当作品の筐体・基板を流用


【参考資料】

バンダイナムコゲームス・アーカイブサイト
「ナムコ知新-第5回-ドライブゲーム編」(https://bandainamcoent.co.jp/corporate/bnours/nours/vol27/pdf/27_10-11.pdf)


別館入り口に戻る